「今年こそ家計を見直したい」と思いながら、気づけばもう10月。
毎月なんとなくお金を使ってしまい、貯金が思うように増えない。
物価も上がっているし、年末年始にはまとまった出費もある。
そんなときは、1年分の家計を一気に見直そうとするより、10月から12月までの3か月だけ集中して整えてみるのも一つの方法です。
3か月あれば、
- 毎月いくら使っているのか把握する
- 無駄な固定費を見直す
- 食費や日用品の買い方を変える
- 年末年始の出費を準備する
- 来年のお金の目標を決める
といったことができます。
この記事では、10月から年末までの3か月で、無理なく家計を立て直す方法を紹介します。
なぜ「10月から家計を見直す」のがおすすめ?

家計の見直しというと、1月から始めるイメージがあるかもしれません。
でも、10月は意外と家計を整えるのに向いている時期です。
理由は、年末まで残り3か月だから。
「今年中に○万円貯める」という目標を立てるよりも、
「年末までの3か月で家計を整える」
と考えたほうが、やることが明確になります。
さらに、10月から12月は、
- 食品や日用品の値上げ
- 冬の光熱費
- 衣替え
- クリスマス
- お正月
- 帰省
- 冬休み
など、出費が増えやすい時期でもあります。
だからこそ、年末になる前に家計を一度整理しておきたいところです。
10月にやること|まず「今のお金の流れ」を確認する

10月に最初にやりたいのは、節約ではありません。
家計の現状を知ることです。
① 直近1か月の支出を確認する
まず、9月にいくら使ったのか確認してみましょう。
家計簿をつけていない場合は、銀行口座やクレジットカードの明細を見るだけでも構いません。
大まかに、
- 食費
- 日用品
- 光熱費
- 通信費
- 保険
- 住宅費
- 車
- 教育費
- 娯楽費
- その他
に分けてみます。
完璧に分類する必要はありません。
まずは、
「何にいくら使っているのか」
を知ることが目的です。
② 毎月必ず出ていくお金を確認する
次に確認したいのが固定費です。
例えば、
- スマホ料金
- インターネット
- 保険
- サブスク
- 習い事
- 会員費
- 住宅関連費
など。
固定費は、一度見直すとその後も節約効果が続きやすい支出です。
例えば月3,000円の固定費を削減できれば、
3,000円×12か月=年間36,000円
になります。
「数千円だから」と放置せず、一度確認してみましょう。
③ 「何となく使っているお金」を探す
家計を見直すときは、大きな出費だけを見る必要はありません。
例えば、
「コンビニで飲み物を買う」
「なんとなくお菓子を買う」
「使っていないサブスクを契約したまま」
など。
一つひとつは小さな金額でも、積み重なると大きくなります。
ただし、すべてを削る必要はありません。
「使ってよかったお金」と「何となく使ったお金」
を分けてみるだけでも、家計のクセが見えてきます。
11月にやること|支出を少しずつ整える

10月に家計の現状を把握したら、11月は実際に支出を見直します。
① 食費は「削る」より「買い方を変える」
物価が上がっている今、食費を大幅に削るのは簡単ではありません。
そこで、
- 買い物の回数を減らす
- 冷蔵庫の在庫を確認してから買う
- まとめ買いしすぎない
- PB商品も比較する
- お菓子や飲料の購入量を確認する
など、買い方を変えてみます。
例えば、毎回スーパーに行くたびに予定外の商品を買ってしまうなら、
「買い物に行く回数を減らす」
だけでも変化が出るかもしれません。
② 日用品は「ストックしすぎない」
洗剤、ティッシュ、トイレットペーパーなどは、安いときにまとめ買いしたくなります。
でも、家に大量のストックがあると、
「安いから買う」
という行動が習慣になってしまうこともあります。
11月は一度、家にある日用品を確認してみましょう。
「今あるものを使い切る」
だけでも立派な家計改善です。
③ 通信費・保険・サブスクを見直す
10月に固定費を洗い出したら、11月は実際に見直してみます。
特に、
- 使っていないサブスク
- 昔契約したままのサービス
- 必要以上のスマホプラン
- 内容をよく把握していない保険
などは、一度確認してみたいところです。
ただし、保険などは単純に「安ければいい」というものではありません。
保障内容を確認し、自分や家族に必要な保障を残すことも大切です。
12月にやること|年末年始のお金を先に準備する

12月になると、
「クリスマス」
「冬休み」
「お正月」
「帰省」
「お年玉」
など、普段とは違う出費が増えます。
そこで、12月に入ってから慌てるのではなく、11月までに予算を決めておきます。
家庭によって金額は違います。
大切なのは、
「いくら使うかを先に決めておく」
ことです。
ボーナスや臨時収入を全部使わない
冬にボーナスなどの臨時収入がある家庭は、使い道もあらかじめ決めておくと安心です。
例えば、
- 貯金
- 教育費
- 大きな支出への備え
- 旅行
- 家族の楽しみ
など。
「入ってきたから使う」のではなく、
「入ってきたお金に役割を決める」
という考え方です。
年末までに「家計の3つの数字」を決める

3か月かけて家計を見直したら、最後に3つの数字を決めてみます。
① 毎月の生活費
「我が家は毎月いくらあれば生活できるのか?」
を把握します。
② 毎月の貯蓄額
無理のない範囲で、
「毎月いくら貯めるか」
を決めます。
③ 1年間に必要な特別支出
例えば、
- 車検
- 車の税金
- 固定資産税
- 子どもの学校関連費
- 旅行
- 家電の買い替え
- 冠婚葬祭
など。
毎月の生活費とは別に、年間で必要になるお金があります。
これを「特別費」として考えておくと、突然の出費で家計が崩れにくくなります。
「節約」より先にやりたいこと
家計が苦しいと、
「食費を減らそう」
「外食をやめよう」
と考えがちです。
でも、最初にやりたいのは、
収入と支出のバランスを知ること。
そして、
固定費→大きな支出→日々の小さな支出
という順番で見直していくことです。
毎月3万円の固定費を見直せるなら、1日100円の節約を大量に積み重ねる必要はありません。
もちろん固定費を削れる金額には限界があります。
だからこそ、
「大きな支出を見直す」
「小さな無駄も減らす」
の両方を組み合わせることが大切です。
家計を立て直すときに「やらないこと」

家計改善というと、何でも我慢しようとしてしまいます。
でも、私は「全部我慢する家計」は長続きしないと思っています。
例えば、
- 家族との外食をすべてやめる
- 趣味に使うお金をゼロにする
- 子どもの楽しみを削る
- 必要なものまで買わない
- 食費を極端に減らす
といった方法です。
大切なのは、
「満足度の低い支出を減らす」
こと。
家族にとって大切な時間や、生活の楽しみまで削ってしまうと、節約そのものがストレスになってしまいます。
10月から年末までの「3か月家計リセット表」
最後に、3か月でやることをまとめます。
| 月 | やること |
|---|---|
| 10月 | 家計の現状を把握する |
| 10月 | 固定費を洗い出す |
| 10月 | 何となく使っているお金を探す |
| 11月 | 食費・日用品の買い方を見直す |
| 11月 | サブスクや通信費などを整理する |
| 11月 | 年末年始の予算を決める |
| 12月 | 特別費を確認する |
| 12月 | 今年の家計を振り返る |
| 12月 | 来年の貯蓄目標を決める |
すべてを完璧にやる必要はありません。
「10月は家計を確認する」
「11月は固定費を一つ見直す」
「12月は来年の目標を決める」
くらいでも十分です。
まとめ|10月は家計を立て直す良いタイミング
10月から年末までの3か月は、家計を見直すのにちょうどいい期間です。
まずは、
10月:現状を知る
11月:無駄を減らす
12月:来年に備える
という流れで考えてみましょう。
家計改善というと、「もっと節約しなければ」と思ってしまいます。
でも、本当に大切なのは、無理な節約を続けることではありません。
自分たちの家庭にとって必要なお金と、そうではないお金を整理すること。
そして、浮いたお金を貯金や教育費、将来の資産形成など、自分たちが大切にしたいことに振り分けること。
10月からの3か月を、「お金の使い方を見直す期間」にしてみませんか。
年末を迎える頃には、今より少しだけ家計のことが分かりやすくなっているかもしれません。
