秋になると、山や渓谷が赤や黄色に色づき、紅葉を楽しめる季節がやってきます。
紅葉の名所を歩いて巡るのも楽しいですが、
「子どもと一緒だと長時間歩くのは大変」
「できれば座ってゆっくり紅葉を楽しみたい」
「いつもとは違う秋のお出かけをしてみたい」
そんなときにおすすめなのが、観光列車から紅葉を楽しむ鉄道旅です。
山や渓谷を走る列車なら、車窓いっぱいに広がる秋の景色を眺めながら移動できます。
今回は全国から、紅葉の季節に楽しみたい観光列車・絶景列車を10選紹介します。
それぞれの紅葉の見頃・料金・予約方法・子連れで楽しむポイントもまとめました。
※紅葉の見頃や運行日、料金などは変更される場合があります。お出かけ前に各鉄道会社の公式サイトで最新情報をご確認ください。
紅葉を観光列車で楽しむ魅力

紅葉狩りというと、紅葉スポットまで出かけて歩きながら景色を見るイメージがあります。
でも、観光列車ならではの楽しみ方もあります。
車窓から紅葉を楽しめる
山や渓谷を走る列車では、道路からは見えにくい場所の景色を車窓から楽しめることがあります。
赤や黄色に染まった山々を眺めながら進む時間は、普通の電車とは違った特別な旅になります。
移動時間そのものが観光になる
観光列車なら、目的地へ向かう時間も旅行の一部です。
「次はどんな景色が見えるかな」と車窓を眺めながら過ごせるので、子どもとの旅行にも向いています。
歩く距離を減らせる
紅葉の名所を何か所も歩いて回るのは、子ども連れだと意外と疲れます。
観光列車を利用すれば、座って景色を楽しめるため、歩き回るだけではない紅葉狩りができます。

全国の紅葉を楽しめる観光列車10選

1.嵯峨野トロッコ列車|京都府
京都の紅葉と鉄道を一緒に楽しむなら、まず候補にしたいのが「嵯峨野トロッコ列車」です。
トロッコ嵯峨駅から亀岡駅まで、保津川沿いの渓谷を走ります。
京都の嵯峨野・嵐山エリアで、四季折々の渓谷美を楽しめる観光列車「嵯峨野トロッコ列車」。レトロな車両に揺られながら、保津川沿いの景色や秋の紅葉を満喫できる人気の観光スポットです。
特に秋は、赤や黄色に色づく山々と渓谷の風景が魅力。京都観光や家族でのお出かけにもおすすめです。
2026年は、現行車両の乗り納めにも注目したい年です。 長年親しまれてきたレトロな車両は2026年12月29日に運行を終了する予定で、2027年春には新型車両の運行開始が予定されています。
これまでの車両ならではの雰囲気を楽しみたい方は、今年の秋のお出かけ先として検討してみてはいかがでしょうか。
嵯峨野トロッコ列車の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 京都府京都市右京区~京都府亀岡市 |
| 運行区間 | トロッコ嵯峨駅~トロッコ亀岡駅 |
| 距離・所要時間 | 約7.3km・約25分 |
| 片道料金 | 大人880円・小児440円 |
| アクセス | JR嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」すぐ |
| おすすめの季節 | 春の桜・夏の新緑・秋の紅葉 |
※2026年の観光情報をもとに掲載。運行日・料金は変更される場合があります。
11月中旬~12月上旬
10月24日からライトアップ開始予定。
全車指定席です。
公式サイトからネット予約ができ、乗車日の1か月前から予約できます。
紅葉シーズンは混雑しやすいため、旅行日が決まったら早めに予約しておくと安心です。
公式サイト:嵯峨野観光鉄道|運行日・時刻表・乗車券予約
約25分の列車旅なので、長時間の乗車が苦手な子どもでも比較的利用しやすいです。
嵐山観光と組み合わせられるのも魅力です。
「観光列車に初めて乗る」という家族にも候補にしやすい列車です。
乗車前に知っておきたいポイント
- 予約がおすすめ: 全車指定席のため、特に紅葉シーズンは早めの予約がおすすめです。
- 乗車時間: 片道約25分。往復乗車のほか、亀岡周辺の観光と組み合わせる楽しみ方もあります。
- 紅葉のライトアップ: 2026年は10月24日~12月29日の予定です。12月16日は運休予定のため、訪問前に運行情報を確認しましょう。

2.黒部峡谷鉄道トロッコ電車|富山県
富山県の黒部峡谷を走る「黒部峡谷鉄道トロッコ電車」は、険しい山々やエメラルドグリーンの黒部川を眺めながら、ダイナミックな自然を満喫できる観光列車です。
窓のない開放的な普通客車に乗れば、渓谷を吹き抜ける風や川のせせらぎを感じながら、黒部ならではの絶景を楽しめます。新緑の季節はもちろん、山々が赤や黄色に染まる秋の紅葉も見どころです。
2026年は、終点の欅平駅までの全線運行が再開した注目の年です。 能登半島地震の影響などで運休していた区間の復旧が進み、10月1日から宇奈月駅~欅平駅間の全線運行が再開されました。
ただし、欅平駅周辺では復旧工事が続いており、当面は駅舎と欅平ビジターセンター以外のエリアへの立ち入りが制限されています。訪問前に最新の観光情報を確認しましょう。
黒部峡谷鉄道トロッコ電車の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 富山県黒部市 |
| 運行区間 | 宇奈月駅~欅平駅 |
| 距離・所要時間 | 約20.1km・片道約1時間20分 |
| 片道料金 | 大人2,480円・小児1,240円 |
| アクセス | 富山地方鉄道「宇奈月温泉駅」から 徒歩約5分で宇奈月駅 |
| おすすめの季節 | 春の新緑・秋の紅葉 |
※2026年10月時点の情報です。運行期間や運賃、所要時間などは変更される場合があるため、乗車前に黒部峡谷鉄道公式サイトで最新情報をご確認ください。
10月下旬~11月中旬
10月11日時点では青葉。11月上旬以降が狙い目。
子どもにとっては「山の中を走るトロッコ列車」そのものが特別な体験になります。
一方、山間部は秋になると気温が低くなるため、子どもの上着や防寒具を準備しておくと安心です。
乗車前に確認したいこと
2026年の全線運行期間は10月1日~11月30日の予定です。宇奈月駅から欅平駅までの片道運賃は大人2,480円、子ども1,240円です。窓付きのリラックス客車を利用する場合は、別途車両券が必要です。
紅葉シーズンは混雑する場合があるため、事前予約がおすすめです。運行日や予約方法、欅平駅周辺の立ち入り可能エリアについては、公式サイトで最新情報をご確認ください。
※運行期間・運賃・立ち入り制限は2026年10月時点の公式情報に基づいています。
3.わたらせ渓谷鐵道「トロッコわたらせ渓谷号」|群馬県・栃木県
渡良瀬川沿いを走る「わたらせ渓谷鐵道」。
その名の通り、渓谷の自然を間近に感じながら鉄道旅を楽しめます。
窓ガラスのない開放的なトロッコ車両から、渡良瀬川の渓谷や山々の景色を楽しめます。
特に秋は、色づいた木々と渓谷が織りなす紅葉の風景が見どころです。昔ながらのディーゼル機関車が客車を引く、レトロな列車旅を味わえます。
わたらせ渓谷鐵道「トロッコわたらせ渓谷号」の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 群馬県桐生市~栃木県との県境周辺 |
| 運行区間 | 大間々駅~足尾駅 |
| 距離・所要時間 | 約30km・片道約1時間 |
| 片道料金 | 大人1,300円~(トロッコ整理券700円を含む 区間により異なる) |
| アクセス | わたらせ渓谷鐵道「大間々駅」から乗車 |
| おすすめの季節 | 春の新緑・秋の紅葉 |
※料金は2026年9月1日以降のトロッコ整理券料金(大人700円・小児350円)を基準にしています。乗車券は別途必要で、合計金額は乗車区間によって異なります。
10月下旬~11月下旬
予想では11月14日ごろから見ごろ。
トロッコ整理券は、乗車日の1か月前の午前11時から発売。
公式サイトからネット購入できるほか、駅窓口や一部の旅行会社、コンビニなどでも購入できます。
定員になり次第、販売終了となります。
公式サイト:わたらせ渓谷鐵道「トロッコわたらせ渓谷号」
窓ガラスのない開放的な車両から、渓谷の景色を間近に楽しめます。
ただし秋は風が冷たく感じることもあるため、子どもの防寒対策を忘れないようにしましょう。
4.房総里山トロッコ|千葉県
千葉県の小湊鐵道を走る「房総里山トロッコ」。
都会から比較的アクセスしやすい場所で、のどかな里山風景を楽しめるのが魅力です。
秋の房総をゆっくり走る列車に乗って、普段とは違う休日を過ごせます。
房総里山トロッコの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 千葉県市原市 |
| 運行区間 | 五井駅~養老渓谷駅(列車により異なる) |
| 距離・所要時間 | 約39.1km・片道約2時間10分 (五井駅~養老渓谷駅の目安) |
| 片道料金 | 乗車券+トロッコ指定席券800円(大人・小児同額) |
| アクセス | JR内房線「五井駅」で小湊鐵道に乗り換え |
| おすすめの季節 | 春の菜の花・新緑・秋の紅葉 |
※2026年の情報をもとに掲載。トロッコ指定席券のほかに乗車区間に応じた運賃が必要です。運行日・運行区間・料金は変更される場合があります。
11月下旬~12月上旬ごろ
房総の紅葉は比較的遅めです。養老渓谷周辺の紅葉と合わせて楽しむのがおすすめ。
運行日や区間を確認したうえで、公式の予約方法から指定席を確保します。
公式サイト:小湊鐵道・房総里山トロッコ
里山の景色を楽しみながら、のんびりした鉄道旅ができます。
ただし、2026年は台風などの影響による運行区間の変更があるため、乗車前に最新の運行状況を確認することが大切です。
5.リゾートしらかみ|青森県・秋田県
東北で紅葉と鉄道旅行を楽しみたいなら、「リゾートしらかみ」も魅力的です。
秋田県と青森県を結ぶ五能線を走り、車窓からは白神山地や日本海、岩木山などの景色を楽しめます。
紅葉だけでなく、海と山の両方を楽しめるのが特徴です。
特に日本海沿いを走る区間では、海岸線や夕日の絶景が見どころ。車両は「橅(ぶな)」「青池」「くまげら」の3編成があり、それぞれ異なるデザインも楽しめます。
リゾートしらかみの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 青森県・秋田県 |
| 運行区間 | 秋田駅~青森駅(列車により弘前駅発着あり) |
| 距離・所要時間 | 約147km・全区間で約5時間 |
| 片道料金 | 乗車券+指定席券840円 (大人・小児同額の指定席料金) |
| アクセス | JR秋田駅またはJR青森駅から乗車 |
| おすすめの季節 | 春の新緑・夏の海岸風景・秋の紅葉 |
※2026年度の情報をもとに掲載。全車指定席のため、乗車券に加えて指定席券が必要です。運行日や料金、所要時間は列車・乗車区間によって異なる場合があります。
10月中旬~11月上旬ごろ
白神山地周辺と日本海沿いで見ごろが異なる。
車窓の景色を楽しみながら長距離を移動できるため、鉄道好きの子どもには特に楽しみやすい列車です。
ただし長時間の乗車になるため、子どもの年齢に合わせて途中で観光や休憩を入れるとよいでしょう。
6.大井川鐵道|静岡県
大井川鐵道は、レトロな客車や機関車に乗って、静岡県の茶畑や大井川沿いの自然を楽しめる鉄道です。
SLなどの列車に乗りながら、山や川の自然を楽しめます。
秋には沿線の木々が色づき、紅葉とレトロな鉄道の組み合わせを楽しめます。
SL列車や電気機関車が牽引する客車列車のほか、山深い景色を楽しめる「南アルプスあぷとライン」も人気。
鉄道ファンはもちろん、家族旅行やノスタルジックな列車旅を楽しみたい方にもおすすめです。
大井川鐵道の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県島田市・川根本町周辺 |
| 運行区間 | 大井川本線:金谷駅~川根温泉笹間渡駅 (現在の運行区間) |
| 距離・所要時間 | 運行区間は約30km・列車により所要時間が異なる |
| 片道料金 | 乗車運賃+急行料金 (EL急行は大人1,500円・小児750円) |
| アクセス | JR東海道本線「金谷駅」で大井川鐵道に乗り換え |
| おすすめの季節 | 春の新緑・夏の川沿いの景色・秋の紅葉 |
※2026年10月時点。大井川本線は、台風被害の影響により川根温泉笹間渡駅~千頭駅間が不通となっています。また、通常の蒸気機関車によるSL列車は整備・改造のため休止中で、EL急行などの観光列車が運行されています。
10月下旬~11月下旬
山間部から徐々に色づく。運行区間を事前確認。
SLやレトロな列車に乗ること自体が思い出になります。
紅葉だけでなく、温泉や周辺観光と組み合わせれば、家族旅行にもぴったりです。
7.SLパレオエクスプレス|埼玉県
秩父鉄道のSLパレオエクスプレスは、蒸気機関車「C58 363」がレトロな客車をけん引する人気の観光列車です。
熊谷駅から三峰口駅までをSLで走る人気の観光列車です、沿線では荒川の渓谷や長瀞の自然、秩父の山並みなどを楽しめます。
秋には秩父の山々や沿線の自然が色づき、SLの旅と紅葉を一緒に楽しめます。春の桜や秋の紅葉など、季節ごとに異なる景色を満喫できるのも魅力です。
SLパレオエクスプレスの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 埼玉県熊谷市~秩父市周辺 |
| 運行区間 | 秩父鉄道 熊谷駅~三峰口駅 |
| 距離・所要時間 | 約56.8km・片道約2時間30分 |
| 片道料金 | 乗車運賃+SL指定席券(大人・小児ともに別途必要) |
| アクセス | JR高崎線・秩父鉄道「熊谷駅」から乗車 |
| おすすめの季節 | 春の桜・夏の新緑・秋の紅葉 |
※2026年の運行期間は3月20日~12月6日の土日祝日を中心とした日程です。SL指定席券はオンライン予約で大人・小児同額1,000円、駅窓口では1,100円で、別途乗車区間の運賃が必要です。全席指定席のため、事前予約がおすすめです。
11月上旬~11月下旬ごろ
長瀞・秩父周辺の紅葉と組み合わせたい。
「SLに乗ってみたい」という子どもにはぴったり。
車窓から紅葉を楽しむだけでなく、蒸気機関車そのものを楽しめるのが魅力です。
※SLの不具合などにより、電気機関車(EL)によるけん引に変更される場合があります。
8.SL大樹|栃木県
SL大樹は、東武鉄道が運行する蒸気機関車の観光列車です。力強い汽笛や蒸気機関車ならではの走行音、レトロな客車の雰囲気を楽しめます。
鬼怒川温泉への旅行と組み合わせやすく、沿線では日光・鬼怒川エリアの自然や温泉観光も満喫できます。下今市駅や鬼怒川温泉駅では、SLの方向転換に使う転車台を見学できるのも魅力です。
SL大樹の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 栃木県日光市 |
| 運行区間 | 下今市駅~鬼怒川温泉駅(SL大樹)、 下今市駅~東武日光駅(SL大樹ふたら) |
| 距離・所要時間 | 下今市駅~鬼怒川温泉駅:約12.4km・約35分/ 下今市駅~東武日光駅:約7.1km・約20分 |
| 片道料金 | SL座席指定料金:大人1,000円・小児300円 (別途乗車運賃が必要) |
| アクセス | 東武鉄道「下今市駅」から乗車 |
| おすすめの季節 | 春の新緑・夏の自然・秋の紅葉 |
※2026年の公式情報に基づいています。運行区間・所要時間・料金は列車によって異なります。
10月下旬~11月中旬ごろ
鬼怒川温泉・龍王峡周辺の紅葉もおすすめ。
SLに乗った後、日光や鬼怒川の紅葉、温泉などを組み合わせられるのが魅力。
「鉄道+観光+温泉」の家族旅行にも向いています。
9.叡山電車「もみじのトンネル」|京都府
京都の紅葉を電車から楽しみたいなら、叡山電車も外せません。
市原駅と二ノ瀬駅の間には「もみじのトンネル」と呼ばれる区間があり、車窓から紅葉を楽しめます。
観光列車専用の予約制列車ではなく、通常の電車で利用できるのがポイントです。
秋には赤や黄色に色づくモミジが車窓いっぱいに広がり、京都らしい風情を感じられます。
紅葉シーズンには、列車が速度を落として走る特別運転やライトアップが行われることもあり、幻想的な景色を楽しめます。実施日や対象列車は年度ごとに異なるため、お出かけ前に公式情報を確認しましょう。
叡山電車「もみじのトンネル」の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 京都府京都市左京区 |
| 運行区間 | 叡山電車 鞍馬線・市原駅~二ノ瀬駅間 |
| 距離・所要時間 | 約250m・列車で数分程度 |
| 片道料金 | 大人420円・小児210円(出町柳駅~鞍馬駅間の運賃) |
| アクセス | 京阪電車「出町柳駅」で叡山電車に乗り換え、 市原駅~二ノ瀬駅間で乗車 |
| おすすめの季節 | 春~初夏の青もみじ・秋の紅葉 |
※「もみじのトンネル」は、叡山電車の市原駅~二ノ瀬駅間にある約250mの区間です。約280本のモミジに囲まれ、車窓から新緑や紅葉を楽しめます。
11月中旬~11月下旬
11月上旬~下旬にライトアップ予定。
基本的に予約不要です。通常の乗車券で利用できます。
公式サイト:叡山電車
予約が必要な観光列車に比べて、気軽に利用できるのが魅力です。
貴船・鞍馬方面の観光と組み合わせれば、電車に乗りながら京都の秋を楽しめます。
「観光列車の予約が取れなかった」というときの選択肢としても覚えておきたい列車です。
10.くしろ湿原ノロッコ号|北海道
釧路湿原の雄大な自然を、ゆっくり走る列車から楽しめる観光列車です。
釧路川や広大な湿原、野生動物の姿に出会えることもあり、北海道ならではの景色を満喫できます。
展望客車から眺める湿原の風景は、鉄道旅行の思い出にもぴったりです。
2026年は現行車両の乗り納めです。 1998年から活躍してきた2代目車両は、老朽化に伴い2026年で運行終了となります。通常運行の最終日は10月10日と発表されています。
くしろ湿原ノロッコ号の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 北海道釧路市・釧路町・標茶町周辺 |
| 運行区間 | 釧路駅~塘路駅 |
| 距離・所要時間 | 約27.2km・片道約45分 |
| 片道料金 | 乗車券+指定席料金840円 (大人・小児同額の指定席料金) |
| アクセス | JR「釧路駅」から乗車 |
| おすすめの季節 | 夏の緑豊かな湿原・秋の湿原風景 |
※料金は乗車区間によって異なり、乗車券が別途必要です。運行日・料金は変更される場合があります。公式サイトで最新情報をご確認ください。
9月下旬~10月中旬ごろ
北海道は本州より紅葉が早く進みます。2026年の通常運行は10月10日で終了。今年の乗車はできません。
2026年はラストラン
「くしろ湿原ノロッコ号」は2026年度をもって運転を終了することが発表されています。
2026年の定期運転は10月10日がラストランです。
37年間運行されてきた列車なので、2026年秋に北海道を訪れる方にとっては特別な鉄道旅になりそうです。
予約が必要な観光列車は早めに準備しよう
紅葉シーズンは、観光列車にとっても人気の時期です。
特に、
- 全席指定の列車
- 座席数が少ないトロッコ列車
- 土日祝日の運行
- 紅葉の見頃と重なる時期
は、希望する列車に乗れない可能性があります。
旅行の日程が決まったら、まず「乗車日の何日前から予約できるのか」を確認しておきましょう。
「1か月前から予約開始」という列車も多いため、カレンダーやスマートフォンに予約開始日を登録しておくと忘れにくくなります。

観光列車は「予約が必要」とは限らない
すべての紅葉列車に予約が必要なわけではありません。
たとえば、叡山電車の「もみじのトンネル」は通常の電車なので、基本的に予約なしで利用できます。
一方、
- 嵯峨野トロッコ列車
- リゾートしらかみ
- SLパレオエクスプレス
- SL大樹
- くしろ湿原ノロッコ号
などは指定席や整理券が必要になります。
「予約が必要なのか分からない」という場合は、出発前に公式サイトで確認しておくと安心です。
子連れで紅葉×観光列車を楽しむポイント

1.列車に乗る時間を確認する
子どもと一緒の場合は、景色だけでなく乗車時間も確認しておきましょう。
短時間で楽しめる列車なら、周辺観光と組み合わせやすいでしょう。
長距離列車の場合は、途中で観光や休憩を入れるのもおすすめです。
2.トイレの場所を確認しておく
観光列車の中には、一般的な電車とは設備が異なるものもあります。
特に小さな子どもと一緒の場合は、乗車前にトイレを済ませておくと安心です。
3.防寒対策をする
秋の山間部は、街中より気温が低いことがあります。
トロッコ列車など窓のない車両では、風が直接入ってくることも。
子どもには脱ぎ着しやすい上着を用意しておきましょう。
4.予定を詰め込みすぎない
せっかく遠くまで来たからといって、
「観光列車→紅葉スポット→別の観光地→温泉」
と予定を詰め込みすぎると、子どもも大人も疲れてしまいます。
観光列車そのものを楽しむ時間も、旅の大切な思い出です。
紅葉×観光列車の旅行を楽しむなら「目的」で選ぼう
全国には、さまざまな紅葉列車があります。
初めて観光列車に乗るなら
嵯峨野トロッコ列車
短時間で渓谷の景色を楽しめるので、観光列車初心者にも取り入れやすいでしょう。
大自然を楽しみたいなら
黒部峡谷鉄道
山と渓谷に囲まれた景色を楽しみたい方にぴったりです。
トロッコ列車に乗りたいなら
わたらせ渓谷鐵道
開放的なトロッコ車両から渓谷の景色を楽しめます。
SLに乗りたいなら
SLパレオエクスプレス・SL大樹・大井川鐵道
紅葉だけでなく、SLに乗ることそのものが旅の目的になります。
気軽に紅葉を楽しみたいなら
叡山電車
予約なしで利用できるため、京都観光に気軽に取り入れられます。
2026年ならではの鉄道旅をしたいなら
くしろ湿原ノロッコ号
2026年10月10日がラストランとなるため、今年しかできない鉄道旅になります。
まとめ|今年の秋は車窓から紅葉を楽しんでみよう
紅葉狩りというと、紅葉の名所を歩いて巡ることを思い浮かべる方が多いかもしれません。
でも、観光列車に乗って車窓から紅葉を眺めるのも、秋ならではの楽しみ方です。
今回紹介したのは、
- 嵯峨野トロッコ列車
- 黒部峡谷鉄道
- わたらせ渓谷鐵道
- 房総里山トロッコ
- リゾートしらかみ
- 大井川鐵道
- SLパレオエクスプレス
- SL大樹
- 叡山電車
- くしろ湿原ノロッコ号
の10列車です。
紅葉の見頃や料金、予約方法は列車によって異なります。
特に紅葉シーズンは予約が必要な列車もあるため、旅行の日程が決まったら早めに公式サイトを確認しておきましょう。
子どもと一緒なら、たくさんの観光地を歩いて回るだけではなく、列車に乗ってゆっくり秋の景色を眺める旅もおすすめです。
今年の秋は、いつもの紅葉狩りとは少し違う「乗る紅葉狩り」を楽しんでみてはいかがでしょうか。
※運行日、料金、予約方法、紅葉の見頃は変更になる場合があります。お出かけ前に各鉄道会社の公式サイトで最新情報をご確認ください。




