「自営業になったけど、青色申告って何?」
「白色申告との違いがよくわからない…」
「簿記の知識がないから無理そう。」
このように感じている方は多いのではないでしょうか。
実は私も最初は「複式簿記」という言葉を聞いただけで、「これは自分にはできないかも…」と思っていました。
しかし、現在は会計ソフトが進化しており、簿記の知識がなくても青色申告をしている人がたくさんいます。
この記事では、青色申告をしたことがない初心者の方に向けて、メリットや始め方、実際の流れをわかりやすく解説します。
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青色申告とは?

青色申告とは、個人事業主やフリーランスが利用できる確定申告の制度です。
白色申告よりも帳簿付けは少し複雑になりますが、その代わりに大きな節税メリットがあります。
- 最大65万円の青色申告特別控除
- 赤字を翌年以降へ繰り越せる制度(条件あり)
- 家族へ支払う給与を経費にできる制度(条件あり)
など、白色申告にはないメリットがあります。
最大65万円の特別控除は大きいよね!
青色申告に変えるベストなタイミング


① これから開業する人(おすすめ)
開業届を提出するときに、
- 開業届
- 青色申告承認申請書
この2枚を一緒に提出しましょう。
新しく事業を始めた場合は、事業開始日から2か月以内に青色申告承認申請書を提出すれば、その年から青色申告ができます。
https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/09.htm
② すでに白色申告をしている人
「来年から青色申告にしたい」という場合は、青色申告を始めたい年の3月15日までに申請書を提出します。
https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/09.htm
例えば、
2026年分から青色申告にしたい → 2026年3月15日(期限が休日の場合は翌開庁日)までに提出
という流れになります。
こんな人は青色申告に変えた方がお得
- 年間売上が100万円以上ある
- 経費が毎月発生する
- 今後も事業を続ける予定
- 国民健康保険料を少しでも抑えたい
- 節税したい
このような方は、青色申告を利用するメリットが大きいでしょう。
「まだ売上が少ないから白色でいい」はもったいない?
実は、売上が少ないうちから青色申告に慣れておくのがおすすめです。
理由は、事業が軌道に乗ってから青色申告へ切り替えると、
- 帳簿の付け方を一から覚える
- 会計ソフトの設定をやり直す
- 経費管理の方法を見直す
など、後から変更する手間が増えることがあるからです。
迷ったら「青色申告」でOK
現在は会計ソフトの機能が充実しているため、複式簿記も以前ほど難しくありません。
- 銀行口座と連携
- クレジットカードと連携
- レシートをスマホ撮影
- AIが自動で仕訳
といった機能を活用すれば、初心者でも始めやすくなっています。
白色申告との違い
| 項目 | 白色申告 | 青色申告 |
|---|---|---|
| 帳簿 | 簡単 | 複式簿記(ソフトで対応可能) |
| 特別控除 | なし | 最大65万円 |
| 節税効果 | 小さい | 大きい |
| 手間 | 少ない | 少し多い |
一見すると青色申告は大変そうですが、現在では会計ソフトを利用することで、以前よりずっと簡単になっています。
「複式簿記」って何?


初心者が一番不安に感じるのが「複式簿記」です。
例えば、
仕事で3,000円のコピー用紙を購入した場合、
- 消耗品費:3,000円
- 普通預金:3,000円
というように、お金の動きを記録する仕組みです。
この作業も、会計ソフトなら「コピー用紙を購入」と入力するだけで、自動で仕訳してくれることが多いため、自分で細かく覚える必要はほとんどありません。
青色申告の始め方
STEP1 開業届を提出する
個人事業主として仕事を始めたら、税務署へ開業届を提出します。
STEP2 青色申告承認申請書を提出する
青色申告を利用するには、「青色申告承認申請書」を期限までに税務署へ提出する必要があります。
提出期限を過ぎると、その年は青色申告が利用できない場合があるため、早めの手続きがおすすめです。
STEP3 会計ソフトを準備する
初心者なら会計ソフトの利用がおすすめです。
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銀行口座やクレジットカードと連携すれば、取引データを自動で取り込めるため、入力の手間を大幅に減らせます。
実際にやることは?
「毎日何時間も帳簿をつけるの?」
そんなイメージを持つ方もいますが、実際はそこまで大変ではありません。
売上が入った → 会計ソフトに自動で反映 → 内容を確認 → 「売上」と登録
これだけで終わるケースもあります。
また、仕事で文房具を購入したら、
レシートをスマホで撮影 → AIが金額を読み取る → 勘定科目を確認 → 保存
という流れで処理できるソフトもあります。
青色申告をすると健康保険料も安くなる?


国民健康保険料は前年の所得をもとに計算されます。
青色申告を行い、適切に経費を計上したり、青色申告特別控除を受けたりすることで所得が下がれば、結果として翌年の国民健康保険料の負担が軽くなる可能性があります。
節税だけでなく、社会保険料の負担にも影響することがあるため、多くの個人事業主が青色申告を選んでいます。
青色申告は本当に面倒?
結論として、最初は覚えることがあります。
- 毎月少しずつ入力する
- 会計ソフトを活用する
- レシートをため込まない
この3つを意識するだけで、確定申告前に慌てることは少なくなります。
実際に「思っていたより簡単だった」という声も多く聞かれます。
こんな人は青色申告がおすすめ
- フリーランスとして働いている
- 副業収入が増えてきた
- 個人事業主になったばかり
- 節税したい
- 国民健康保険料を少しでも抑えたい
- 将来的に事業を大きくしたい
まとめ
青色申告は「難しそう」というイメージがありますが、現在は会計ソフトのおかげで初心者でも始めやすくなっています。
最初は少し手間に感じるかもしれませんが、その分、節税効果や将来の家計へのメリットは大きくなります。
これから長く自営業やフリーランスとして働く予定なら、青色申告はぜひ検討したい制度です。
「面倒だから」と後回しにせず、早めに準備を始めることで、毎年の確定申告がぐっと楽になります。









