夏休みに家族旅行を計画しているものの、「今年も暑すぎて、子どもを外で遊ばせるのが心配」と感じていませんか?
近年は夏の暑さが厳しく、都市部では35℃を超える猛暑日になることも珍しくありません。
そんなときにおすすめなのが、標高の高い高原や山間部にある避暑地への旅行です。
この記事では、2026年8月の家族旅行先としておすすめしたい、比較的涼しく過ごしやすい避暑地を10か所紹介します。
気象庁の平年値を参考にしながら、8月の気温・子連れで楽しめるスポット・おすすめの過ごし方をまとめました。
「暑さを避けながら、夏休みを楽しみたい」という家庭は、ぜひ旅行先選びの参考にしてください。
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8月の猛暑から逃げるなら「標高の高い場所」がおすすめ

夏の避暑地を選ぶときに注目したいのが標高です。
一般的に標高が高くなるほど気温は低くなるため、都市部より涼しく過ごせる場所があります。
特に、
- 高原
- 山間部
- 湖の周辺
- 標高1,000m以上のリゾート地
などは、夏の旅行先として人気があります。
ただし、「避暑地だから絶対に涼しい」というわけではありません。
2026年8月に旅行する場合は、出発前に最新の天気予報を確認し、気温が高い日は無理に屋外で過ごさないようにしましょう。

1.草津温泉|群馬県
夏の避暑地としておすすめしたいのが、群馬県の草津温泉です。
草津は標高約1,200mの高地にあり、8月でも比較的涼しく過ごせます。
気象庁の1991~2020年平年値では、8月の草津は平均気温約20℃、日最高気温約25℃、日最低気温約17℃です。
都市部の猛暑と比べると、かなり過ごしやすい気温です。
群馬県にある草津温泉は、日本三名泉の一つで、自然湧出量が日本一を誇る温泉地です。強力な殺菌力を持つ強酸性の泉質と、街の中心にあるシンボル「湯畑」が有名で、伝統の「湯もみ」や食べ歩きを楽しめます。
子連れにおすすめの理由
草津温泉は、温泉だけでなく街歩きも楽しめます。
- 湯畑(ゆばたけ): 温泉街の中心で湯けむりを上げる象徴。夜間はライトアップも実施。
- 西の河原公園(さいのかわらこうえん): 温泉の川が流れる自然豊かな公園で、巨大な露天風呂もあります。
- 熱乃湯(ねつのゆ): 草津節に合わせた伝統の「湯もみと踊り」を見学・体験できる施設。
- 温泉まんじゅう: 定番の食べ歩きスイーツ。
- 温泉たまご: とろりとした食感が特徴。
- 舞茸料理・蕎麦: 地元産の食材を使った名物。
など、子どもと一緒に楽しめるスポットやグルメがあります。
昼間は観光を詰め込みすぎず、朝や夕方に街歩きをするのがおすすめです。
2.奥日光|栃木県
「とにかく涼しい場所に行きたい」という家庭におすすめなのが奥日光です。
気象庁の平年値では、8月上旬の奥日光は最高気温が23~24℃程度、最低気温が16℃前後です。
奥日光は、栃木県日光市の「いろは坂」より上(西側)に広がる標高900m〜2,500mの地域です。中禅寺湖や華厳滝、戦場ヶ原などの豊かな大自然、日光湯元温泉、そして四季折々の美しい景観が楽しめます。
子どもと楽しめるスポット
- 中禅寺湖: 男体山の噴火でできた美しい湖
- 華厳滝: 落差97mを誇るダイナミックな大滝
- 戦場ヶ原: 400ヘクタールの広大で貴重な湿原
- 湯滝・竜頭の滝: 奥日光を代表する美しい名瀑
- 奥日光湯元温泉: 788年に発見された歴史ある硫黄泉
などがあります。
特におすすめなのが、湖・滝・森林を組み合わせた旅行です。
暑い時間帯でも、標高の高い場所なら比較的快適に自然を楽しめます。
3.野辺山高原|長野県
長野県の野辺山高原も、夏の避暑旅行におすすめです。
標高が高く、夏でも朝晩は涼しく感じやすい地域です。
野辺山高原は、長野県南牧村にある標高1,000〜1,450メートルの高冷地です。レタスやキャベツなどの日本有数の高原野菜の産地や、美しい星空、JR最高所の駅がある場所として知られています。
- 標高が1,300メートル以上あり、夏も涼しいです。
- 広大な畑や牧場が広がり、北海道のような景色が見られます。
- 空気や光の条件がよく、星空がとてもきれいに見えます。
- 野辺山駅:JRグループの駅の中で、一番高い場所(標高1,345メートル)にあります。
- 国立天文台野辺山:大きな電波望遠鏡があり、宇宙の研究をしています。
- 八ヶ岳の景色:山や自然をいかしたハイキングやドライブを楽しめます。
子連れ旅行におすすめ
- 牧場
- 高原野菜
- 星空観察
- 自然散策
- 八ヶ岳周辺観光
などを楽しめます。
特に、普段なかなか見ることのできない満天の星空は、夏休みの子どもの思い出にもなります。
4.菅平高原|長野県
長野県上田市にある菅平高原も、夏の避暑地として知られています。
高原らしい涼しい環境を利用して、スポーツやアウトドアを楽しめるのが特徴です。
菅平高原は、長野県上田市と須坂市にまたがる標高1,250〜1,650mの高原地帯です。夏は涼しい避暑地やスポーツ合宿の聖地として、冬は上質なパウダースノーを楽しめるスキーリゾートとして、年間を通じて多くの人が訪れます。
- スポーツ合宿の聖地:夏は冷涼な気候を活かし、ラグビーやサッカー、陸上などの合宿地として全国的に有名です。
- 日本のダボス:スイスのダボスに似た美しい草原風景が広がり、「ダボスの丘」などのハイキングコースが人気です。
- 豊かな自然と観光地:百名山の根子岳や四阿山、落差15mの「唐沢の滝」など、豊かな自然を満喫できます。
- 冬のレジャー:広大な敷地を持つスキー場では、乾いた上質な雪(パウダースノー)でのスキーやスノーボードが楽しめます。
こんな家族におすすめ
- 子どもと自然の中で遊びたい
- スポーツが好き
- 高原旅行を楽しみたい
- 混雑した都市部を避けたい
5.乗鞍高原|長野県
「涼しさ+自然」を楽しみたいなら乗鞍高原がおすすめです。
乗鞍高原は、長野県松本市、中部山岳国立公園内の乗鞍岳東山麓に広がる標高1,200m〜1,800mの山岳リゾートです。白樺林や美しい滝、数々の池が点在し、夏は避暑やトレッキング、秋は紅葉、冬はパウダースノーのスキーや温泉を楽しめる年間を通じた観光地です。
- 豊かな自然: 一帯は溶岩台地となっており、善五郎の滝や三本滝などの名瀑、牛留池などの美しい水辺が広がっています。
- 登山・トレッキング: 初心者でも歩きやすい散策路から、標高3,000m超の乗鞍岳山頂を目指す本格的な登山まで幅広く楽しめます。
- 温泉: 「のりくら温泉郷」として知られ、乳白色の源泉など複数の温泉が湧出しており、日帰り施設や宿でリフレッシュできます。
高原の涼しい空気の中で、
- 滝
- 森林
- 高原散策
- 温泉
- 山の景色
などを楽しめます。
子どもと一緒なら、無理な登山ではなく、短時間で楽しめる自然散策を選ぶと安心です。
6.美ヶ原高原|長野県
標高2,000m級の高原で、夏でも涼しさを感じやすいのが美ヶ原高原です。
美ヶ原高原(うつくしがはらこうげん)は、長野県松本市・上田市・長和町にまたがる標高約2,000mの日本一広い高原台地です。日本百名山の一つで、最高峰の王ヶ頭(2,034m)からは北アルプスや富士山など360度の大パノラマが望め、夏でも涼しい避暑地として人気があります。
特におすすめなのが、夏のドライブ旅行。
美ヶ原高原 → ビーナスライン → 霧ヶ峰 → 車山
のように、高原をめぐる旅行にすると、暑さを避けながら景色を楽しめます。
- 360度の眺望: 北アルプス、南アルプス、八ヶ岳、さらに条件が良ければ富士山まで見渡せます。
- 美しの塔: 霧が出た際に登山者の安全を守るために建てられた、高原のシンボル的なモニュメントです。
- 道の駅 美ヶ原高原: 標高約2,000mに位置する、日本一高い場所にある道の駅です。
- 美ヶ原高原美術館: 広大な敷地に現代彫刻が展示されている野外美術館です。
- 美ヶ原牧場: 夏場には牛が放牧され、牧歌的な風景が広がります。
7.志賀高原|長野県
冬のスキー場として有名な志賀高原ですが、夏は避暑地としても魅力があります。
森林や湖沼など自然が豊富で、夏の高原散策を楽しめます。
志賀高原は長野県北東部の山ノ内町などに広がる標高1,300m〜2,300mの高原地帯です。上信越高原国立公園とユネスコエコパークに指定され、国内最大級の18のスキー場や豊かな自然、美しい湖沼、温泉が楽しめます。
- 豊かな自然: ユネスコエコパークの核心地域で、大沼池などの美しい池や湿原が点在します。
- 四季の魅力: 春から秋は高山植物やトレッキング、紅葉、夏は涼しい避暑地として人気です。
- 温泉: 熊の湯温泉や発哺温泉など、多くの温泉が湧き出ています。
夏のおすすめ
- ハイキング
- 森林散策
- 湖めぐり
- 星空観察
- 高原ドライブ
「暑いから室内施設へ行く」のではなく、涼しい高原で自然を楽しむ旅行に向いています。
8.清里高原|山梨県
子連れ旅行なら、清里高原も候補に入れたい避暑地です。
高原らしい景色だけでなく、牧場やグルメ、観光施設などがあり、家族で楽しみやすいのが魅力です。
清里高原は、山梨県北杜市(八ヶ岳南東麓)に広がる標高約1,000〜1,200メートルの人気高原リゾートです。雄大な八ヶ岳や富士山、南アルプスの自然に囲まれ、牧場や絶景テラス、おしゃれなカフェが揃う、避暑地や観光地として知られています。
- 清泉寮:ジャージー牛乳のソフトクリームや牧場風景が有名。
- サンメドウズ清里(清里テラス):標高1,900mの山頂から絶景を望める。
- 萌木の村:自然に囲まれたナチュラルなショップやオルゴール館が集まる。
- 山梨県立まきば公園:動物と触れ合える開放的な公園。
おすすめの過ごし方
朝:高原散策
↓
昼:牧場・ランチ
↓
午後:涼しい場所で休憩
↓
夕方:高原観光
↓
夜:星空観察
のように、暑い時間帯に無理をしないスケジュールがおすすめです。
9.軽井沢|長野県
軽井沢は、長野県東部に位置する日本屈指の高原リゾート・避暑地です。標高約1,000mの涼しい気候と豊かな自然に恵まれ、明治時代に外国人宣教師によって見出されて以来、別荘地や国際親善の街として発展しました。
避暑地として全国的に有名なのが軽井沢です。
ただし、「8月でも最高気温25℃以下」というイメージで行くのは注意しましょう。
気象庁の平年値では、8月上旬の軽井沢は平均気温約21℃、最高気温約27℃、最低気温約18℃です。
草津や奥日光ほどではありませんが、
観光+買い物+グルメ+自然
をまとめて楽しめるのが大きなメリットです。
- 豊かな自然: 浅間山を望み、美しい木々や「白糸の滝」、水面に木々が映る「雲場池」などの景勝地があります。
- 歴史と文化: 旧軽井沢の「ショー記念礼拝堂」をはじめとする教会や、多くの文学者・芸術家に愛された歴史を持ちます。
- 多彩なエリア: 賑やかな「旧軽井沢銀座通り」、洗練されたお店が並ぶ「中軽井沢(ハルニレテラス)」、大型アウトレットのある「新軽井沢」など、エリアごとに異なる魅力があります。
子連れなら
- 軽井沢おもちゃ王国
- 白糸の滝
- 雲場池
- ハルニレテラス
- 軽井沢・プリンスショッピングプラザ
などを組み合わせると、家族旅行を計画しやすくなります。
10.河口湖|山梨県
最後は河口湖です。河口湖(かわぐちこ)は、山梨県にある富士五湖のひとつで、富士山の北麓に位置する景勝地です。世界文化遺産・富士山の構成資産に登録されており、湖越しに望む美しい富士山の姿や、風のない水面に映る「逆さ富士」が有名です。
河口湖は標高が高いものの、8月は最高気温が30℃近くになる日もあるため、「涼しさだけ」を目的にするなら上位の避暑地をおすすめします。
- 四季の自然: 春の桜(産屋ヶ崎など)、初夏のラベンダー(大石公園など)、秋の紅葉(もみじ回廊)など、季節ごとに表情を変える景色を楽しめます。
- 観光・アクティビティ: 湖畔の散策や遊覧船のほか、ボート、釣り、周辺の温泉や美術館(河口湖 音楽と森の美術館など)が充実しています。
- アクセス: 都心からのアクセスが良く、JR中央線・富士急行線「河口湖駅」や中央自動車道「河口湖IC」からすぐに訪れることができます。
一方で、
- 富士山
- 河口湖
- 富士急ハイランド
- ロープウェイ
- 山中湖・忍野八海
など、子どもが楽しめる観光スポットが多いのが魅力です。
「涼しさ+観光」のバランスで選ぶなら候補になります。
子連れなら「涼しさ」だけで選ばないことも大切
避暑地を選ぶときは、気温だけでなく、次のポイントも確認しましょう。
① 子どもが遊べる場所があるか
せっかく涼しい場所に行っても、子どもが楽しめなければ旅行の満足度は下がります。
牧場、湖、アスレチック、博物館、温泉など、子どもの年齢に合わせて選びましょう。
② 暑くなったときの逃げ場があるか
標高の高い場所でも、日中は暑くなることがあります。
ホテルや旅館、カフェ、屋内施設など、休憩できる場所がある旅行先を選ぶと安心です。

③ 朝晩の冷え込みに注意
「夏だから半袖だけで大丈夫」と思っていると、朝晩に寒く感じることがあります。
高原旅行では、薄手の長袖・羽織りものを1枚持っていくと便利です。
8月の避暑旅行は「朝と夕方」を活用しよう
猛暑日に旅行するときは、1日のスケジュールも重要です。
おすすめは、
7~10時:屋外観光
↓
10~15時:屋内施設・ランチ・ホテルで休憩
↓
15~18時:再び屋外観光
↓
18時以降:夕食・温泉・星空
という過ごし方です。
「せっかく旅行に来たから」と、暑い時間帯に無理をして観光する必要はありません。

まとめ|2026年8月の猛暑は「高原・山・湖」へ
2026年8月に猛暑を避けて家族旅行をするなら、標高の高い避暑地がおすすめです。
特におすすめなのは、
1位 草津温泉
2位 奥日光
3位 野辺山高原
4位 菅平高原
5位 乗鞍高原
です。
「温泉も観光も楽しみたい」なら草津温泉。
「とにかく涼しい場所に行きたい」なら奥日光。
「自然や星空を楽しみたい」なら野辺山高原。
「子どもが遊べる場所も重視したい」なら軽井沢や清里高原。
というように、家族の希望に合わせて選ぶと旅行先を決めやすくなります。
ただし、避暑地でも熱中症のリスクがなくなるわけではありません。
旅行前には最新の天気予報を確認し、水分補給・帽子・日焼け対策・適度な休憩を忘れないようにしましょう。
今年の夏は、暑さを我慢する旅行ではなく、「涼しい場所へ逃げる旅行」を家族で楽しんでみてはいかがでしょうか。


