SNSでも、「会社を辞めて自由になりました」「月商100万円達成」といった投稿を目にすることは少なくありません。
もちろん、それを目指すこと自体は素晴らしいと思います。
でも私は、その道を選びませんでした。
ハンドメイド、せどり、デザイン…など様々な副業に挑戦して12年。
色んな経験を重ねた今でも、「副業という働き方を選んでよかった」と感じています。
今回は、私が起業ではなく副業を選び続けている理由をお話しします。
副業を始めた頃は、とにかく収入を増やしたかった

私が副業を始めたきっかけは、とてもシンプルでした。
「今より少しでも家計に余裕を持たせたい。」
その一心でした。
当時はクラウドソーシングサイトで仕事を探し、ようやく受注できても単価は決して高くありませんでした。
時間をかけても思うように収入は増えず、「このままでいいのかな」と悩んだ時期もあります。
それでも、少しずつスキルを身につけ、仕事の幅を広げながら、副業を続けてきました。
私が起業しなかった理由

もちろん、一度も起業を考えなかったわけではありません。
「本業を辞めれば、もっと時間を使える。」
「売上ももっと伸ばせるかもしれない。」
そんなことを考えた時期もありました。
しかし、冷静に考えると、私が本当に求めていたのは「会社を辞めること」ではありませんでした。
私が欲しかったのは、心に余裕のある暮らしでした。
理由① 収入がゼロになる恐怖を感じずに挑戦できる
起業すると、毎月の売上が生活費に直結します。
今月契約が取れなければ生活費が足りない。
そんなプレッシャーを抱えながら仕事をする人も少なくありません。
しかし、果たしてその不安の中でお客様に対して100%向き合えることができるのでしょうか?
そして意外にもその必死さは相手にも伝わってしまうものです。
副業は違います。
生活の基盤があるからこそ、
「この仕事、本当に自分がやりたいだろうか?」
と立ち止まって考えることができます。
私は、この心の余裕こそ、副業最大のメリットだと思っています。
理由② 「売上を上げること」だけを目的にしたくなかった
起業すると、売上はとても重要です。
でも私は、売上だけを追い続ける働き方には魅力を感じませんでした。
それはまるで私にとって終わりのないラットレースのようなものでした。
仕事が増えれば、その分だけ自由な時間は減ります。
休日も仕事。
夜も仕事。
家族といても仕事のことを考える。
そんな生活では、本末転倒だと感じたのです。
理由③ 家族との時間は今しかない
子どもが成長する時間は、本当にあっという間です。
「もう少し仕事が落ち着いたら。」
そう思っているうちに、大切な時間は過ぎてしまいます。
だから私は、仕事だけではなく、
家族との時間も人生の大切な資産だと考えています。
副業という働き方なら、そのバランスを取りやすいと感じています。
理由④ 無理に仕事を取らなくていい
副業だからこそ、
「この案件は自分には合わない。」
そう思えば、お断りすることもできます。
生活がすべて副業収入に依存しているわけではないため、お客様のためにならない仕事や、自分の価値観に合わない仕事を無理に受ける必要がありません。
結果として、一件一件の仕事にしっかり向き合えるようになりました。
理由⑤ 私は「自由」より「安心」を選びたかった
SNSでは「自由な働き方」という言葉をよく見かけます。
もちろん自由は魅力です。
でも「自由」と「責任」はセットです。
私にとって本当に大切だったのは、安心して生活できることでした。
生活費を心配しなくていい。
いざというときに家族を守れる。
将来に向けて貯蓄や投資もできる。
その土台があるからこそ、副業も楽しめるのだと思います。
今は「収入の柱」を増やすことを目標にしている

最近は、Web制作だけではなく、ブログ運営にも力を入れています。
すぐに大きな成果が出るとは思っていません。
でも、ブログは積み重ねた記事が資産となり、将来的には新しい収入源になる可能性があります。
一つの仕事に依存するのではなく、複数の収入源を育てていく。
それが、私が目指している働き方です。
少しずつだけど成果が出てきて嬉しい!
起業することだけが成功ではない
世の中には、「起業=成功」というイメージがあります。
でも、本当にそうでしょうか。
売上が大きくても、心や時間に余裕がなければ、それは自分にとって理想の働き方とは言えないかもしれません。
蓋を開ければ自己投資しすぎて借金まみれ。なんて話もよく聞きます。
副業でも、自分らしく働き、家族との時間を大切にし、少しずつ収入を積み上げていけるなら、それも立派な成功だと私は思います。
私が目指しているのは「暮らしを豊かにする副業」


私は、副業で年商1億円を目指しているわけではありません。
「毎日を少し豊かにすること」
「家族との時間を大切にすること」
「将来への不安を少し減らすこと」
そんな暮らしを実現するために、副業を続けています。
だからこれからも、「起業するかどうか」ではなく、「どんな人生を送りたいか」を軸に働き方を選んでいきたいと思っています。
まとめ
副業を続けて12年。私は「起業しない」という選択をしてきました。
それは挑戦を諦めたからではなく、自分にとって大切なものを守りながら、長く働き続けたいと考えたからです。
働き方に正解はありません。
起業が向いている人もいれば、副業というスタイルが合う人もいます。
大切なのは、「周りがどうしているか」ではなく、「自分はどんな人生を送りたいのか」。
その答えに合わせて働き方を選ぶことが、後悔しないキャリアにつながるのではないでしょうか。











