「銀行に預金していても、ほとんど利息がつかない」
そんな時代が長く続きましたが、2026年は状況が大きく変わっています。
金利の上昇を受けて、銀行各社が預金金利を引き上げ、普通預金でも年0.5%前後、条件によっては1%を超える金利が登場しています。
さらに、定期預金ではキャンペーンを利用することで、年1%を超える金利を狙える銀行もあります。
「せっかく貯めたお金なら、少しでも金利の高い銀行に置きたい」
そう考える人も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、2026年8月時点の預金金利をもとに、普通預金と定期預金の金利が高い銀行を比較します。
※金利やキャンペーンは変更される場合があるため、申し込み前に各銀行の公式サイトで最新情報をご確認ください。
2026年は「預金金利」で銀行を選ぶ時代に

以前の銀行選びでは、
- ATMが使いやすい
- 給与振込に使いやすい
- 手数料が安い
- アプリが使いやすい
といった点が重視されていました。
もちろんこれらも重要ですが、現在は「預けているだけでどのくらい利息がつくか」も無視できません。
銀行によって普通預金や定期預金の金利に大きな差があるためです。
特にネット銀行を中心に、証券口座との連携や給与受取などの条件を満たすことで、普通預金金利が上乗せされるサービスも増えています。
【普通預金】預金金利が高い銀行ランキング

まずは、必要なときにすぐ引き出せる普通預金から見ていきましょう。
1位 あおぞら銀行BANK
2026年8月1日時点で、あおぞら銀行BANKでは普通預金金利が年1.00%(税引前)となっています。
ただし、1.00%が適用されるのは預金全額ではなく、100万円までです。
100万円を超える部分については別の金利が適用されます。
「100万円程度の生活防衛資金を置いておきたい」という人には、非常に注目度の高い銀行です。
2位 auじぶん銀行
auじぶん銀行は、au PAYなどのサービスとの組み合わせによって普通預金金利を引き上げられるのが特徴です。
2026年8月からは、プレミアム金利優遇の最大金利が年0.75%となっています。
auのサービスを普段から利用している人なら、候補に入れたい銀行です。
3位 楽天銀行
楽天銀行も、楽天証券との連携サービス「マネーブリッジ」を利用することで、普通預金金利を引き上げられます。
2026年8月3日からは、マネーブリッジ利用時の普通預金金利が最大年0.48%に引き上げられています。
楽天証券を利用している人なら、使いやすい選択肢です。

私は楽天経済圏でほぼすべて楽天を使用しています(笑)
普通預金は「金利だけ」で選ばない


ここは注意したいポイントです。
「年1.00%だから、あおぞら銀行に全部預けよう」
と考えるのはおすすめできません。
なぜなら、金利には、
- 預金額の上限
- 特定サービスとの連携
- 給与受取などの条件
- キャンペーン期間
などが設定されている場合があるからです。
また、普通預金金利は変動金利なので、今後変更される可能性もあります。
【定期預金】預金金利が高い銀行ランキング
「しばらく使う予定がないお金」は、普通預金だけでなく定期預金も検討してみましょう。
定期預金は、一定期間お金を預ける代わりに、普通預金より高い金利が設定される商品です。
1位 auじぶん銀行
2026年8月31日まで、6か月もの円定期預金で年1.27%(税引前)のキャンペーンを実施しています。
さらに、1年もの円定期預金では年1.30%(税引前)のキャンペーンも実施されています。
100万円を1年間、年1.30%で預けた場合、
税引前:約13,000円
税引後では約10,360円の利息になります。
「1年間は使わない」と決めているお金なら、普通預金より定期預金を検討する価値があります。
2位 SBI新生銀行
SBI新生銀行も、円定期預金の金利が高い銀行の一つです。
特に新規口座開設者向けのキャンペーンなどでは、通常の定期預金より高い金利が設定されることがあります。
定期預金の金利は預入期間や商品によって異なるため、申し込み前に最新の金利を確認しましょう。
3位 ネット銀行・地方銀行のキャンペーン
定期預金では、通常金利だけでなく期間限定キャンペーンにも注目しましょう。
銀行によっては、
「新規口座開設者限定」
「○か月もの限定」
「○○万円以上限定」
などの条件付きで、通常より高い金利を設定することがあります。
そのため、単純に「定期預金の通常金利ランキング」だけで決めるより、現在実施されているキャンペーンまで含めて比較することが大切です。
100万円を預けると、利息はいくら?


金利の違いを具体的に見てみましょう。
100万円を1年間預けた場合の税引前利息は、
| 年利 | 100万円を1年間預けた場合 |
|---|---|
| 0.10% | 1,000円 |
| 0.30% | 3,000円 |
| 0.50% | 5,000円 |
| 0.75% | 7,500円 |
| 1.00% | 10,000円 |
| 1.30% | 13,000円 |
ここから約20.315%の税金が差し引かれます。
例えば年0.1%と年1.0%では、100万円を1年間預けた場合、税引前で9,000円の差になります。
500万円なら差は年間45,000円。
1,000万円なら年間90,000円です。
金額が大きくなるほど、「どこに預けるか」の差が無視できなくなります。
ただし「金利1%」だけを見てはいけない


預金金利を比較するときは、金利の数字だけを見るのは危険です。
チェックしたいのは次の5つです。
① 金利が適用される預金額
「年1%」と書かれていても、100万円までしか適用されない場合があります。
② 条件があるか
証券口座との連携や給与受取など、一定の条件を満たす必要があるケースがあります。
③ キャンペーン期間
「年1%」がずっと続くとは限りません。
期間限定キャンペーンの場合、終了後は通常金利に戻ります。
④ 定期預金は途中解約できるか
定期預金は普通預金と違い、自由に出し入れするための商品ではありません。
途中解約すると、当初予定していた金利が適用されない場合があります。
⑤ ATM・振込手数料
金利が高くても、ATM手数料や振込手数料が高ければメリットが小さくなります。
生活費まで定期預金に入れない
預金金利が高くなると、
「少しでも利息を増やしたい」
と考えて、手元のお金をすべて定期預金に入れたくなるかもしれません。
しかし、これはおすすめできません。
例えば、
- 毎月の生活費
- 税金
- 車検・車の買い替え費用
- 教育費
- 急な病気やケガへの備え
など、近いうちに使う可能性があるお金は、すぐに引き出せる普通預金などに置いておくほうが安心です。


おすすめは「銀行を使い分ける」こと
銀行を一つに絞る必要はありません。
例えば、
普段使うお金
→ メイン銀行
生活防衛資金
→ 金利の高い普通預金
1年以上使わないお金
→ 高金利の定期預金
10年以上使わないお金
→ NISAなどの長期運用
というように、目的別に分ける方法があります。


預金だけでなく「個人向け国債」も候補に


「元本割れは避けたいけれど、普通預金より少しでも有利に運用したい」
という場合は、銀行の定期預金だけでなく個人向け国債も比較対象になります。
2026年8月募集分では、
- 変動10年:年1.87%
- 固定5年:年2.06%
- 固定3年:年1.71%
となっています。
ただし、銀行預金と国債では仕組みや換金条件などが違うため、単純に金利だけで比較するのではなく、自分がいつお金を使うのかを考えて選ぶことが大切です。


結局、どこの銀行がおすすめ?
2026年8月時点で考えるなら、目的によっておすすめは変わります。
| 目的 | 候補 |
|---|---|
| 普通預金の金利を重視 | あおぞら銀行BANK |
| au経済圏を利用している | auじぶん銀行 |
| 楽天証券を利用している | 楽天銀行 |
| 期間限定の高金利定期 | auじぶん銀行 |
| 新規口座開設キャンペーンを狙う | SBI新生銀行など |
| 長期間使わない資金 | 定期預金・個人向け国債も比較 |
大切なのは、「一番金利が高い銀行」ではなく「自分のお金の使い道に合った銀行」を選ぶことです。
まとめ
2026年は、預金金利を比較する価値がこれまで以上に高くなっています。
特に注目したいのが、
「普通預金でも高金利」
「期間限定の定期預金キャンペーン」
「証券口座などとの連携による金利アップ」
です。
ただし、高金利には「預金額の上限」「適用条件」「キャンペーン期間」などが設定されていることがあります。
そのため、
金利だけを見るのではなく、条件・期間・使いやすさまで比較することが大切です。
「銀行に預けておくだけだから、どこでも同じ」
と考えず、今こそ自分の預金を一度見直してみてはいかがでしょうか。









