【2026年】S&P500は上がりすぎ?NISAで今から買うのは遅い?40代が知っておきたい今後の見通しと5つのリスク

S&P500

「S&P500はかなり上がっているけれど、今からNISAで買っても大丈夫?」

「高値づかみになりそうで、なかなか投資を始められない……」

NISAで資産形成を始めようとすると、このような不安を感じる人も少なくありません。

特にS&P500は、これまで長期的に大きく上昇してきたことから、「もう上がりすぎなのでは?」と考えてしまう人もいるでしょう。

実際、2026年8月21日のS&P500終値は7674.37ポイントでした。年初来でもプラス圏を維持している一方、直近では週間で1.4%下落するなど、短期的には値動きもあります。

では、40代がNISAでS&P500への投資を始めるのは、もう遅いのでしょうか。

結論からいうと、「高値だから今から買うべきではない」とは一概にいえません。

むしろ40代の場合は、目先の株価だけを見るのではなく、「何年運用できるのか」「毎月いくら積み立てられるのか」「どの程度の下落まで耐えられるのか」を考えることが大切です。

この記事では、S&P500の基本から2026年の状況、今後の見通し、5つのリスク、40代がNISAで投資するときの考え方まで解説します。

目次

S&P500とは?

資産形成のイメージ画像

S&P500とは、米国の代表的な約500社で構成される株価指数です。

米国を代表する大企業が幅広く組み入れられており、米国株式市場の動きを示す代表的な指数の一つとして知られています。

S&P500そのものを直接購入することはできませんが、S&P500への連動を目指す投資信託やETFを購入することで、間接的に投資できます。

NISAのつみたて投資枠でも、S&P500に連動する投資信託が選択肢になります。

つまり、個別企業を一社ずつ選ぶのではなく、S&P500に連動する投資信託を購入することで、米国の主要企業にまとめて投資できるのが特徴です。

S&P500は「上がりすぎ」なの?

資産が増えていく様子

「S&P500はすでに高すぎる」という不安が出てくるのは、これまでの上昇が大きかったからです。

2026年8月21日の終値は7674.37ポイント。52週レンジでは6316.91~7816.70ポイントとなっており、過去1年間の高値に近い水準で推移しています。

そのため、「今買ったら、すぐに下落するのでは?」と考えるのは自然なことです。

ただし、株価指数が高いことと、これから下落することは同じではありません。

株価は企業の利益や経済成長、金利、投資家の期待などによって変動します。

実際、2026年についても米国企業の利益成長を背景に強気の見通しを示す金融機関があります。

たとえばGoldman Sachs Researchは2026年5月、S&P500の2026年末目標を8000に引き上げました。また、UBS Global Wealth Managementも8月21日に2026年末目標を8100へ引き上げています。

もちろん、こうした予想が必ず当たるわけではありません。

大切なのは、「現在の株価が高いから必ず下がる」と決めつけないことです。

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2026年のS&P500、今後の見通しは?

2026年のS&P500を考えるうえで、特に注目されているのが米国企業の業績とAI関連投資です。

J.P. Morgan Global Researchは、AIのスーパーサイクルによって、今後少なくとも2年間はS&P500の利益成長率が13~15%程度の高い水準になる可能性を示しています。

一方で、株価が上昇しているからといって、今後も同じペースで上がり続けるとは限りません。

金利、インフレ、米国の財政状況、地政学リスクなどによって、株価が大きく変動する可能性があります。

実際、2026年8月21日までの週は、S&P500が1.4%下落しました。市場が常に右肩上がりで動くわけではないことも分かります。

したがって、今後の見通しを考えるときは、

「上がるか、下がるか」を当てるよりも、「下落しても長期で保有できるか」を考えることが重要です。

NISAで今からS&P500を買うのは遅い?

考える主婦

結論として、長期の資産形成を目的としているなら、「今からでは遅い」とは言い切れません。

40代なら、老後まで15~25年程度の運用期間を確保できるケースもあります。

たとえば40歳から65歳までなら25年間です。

この期間を考えると、2026年の株価が高いかどうかだけで投資開始を判断するのは、必ずしも合理的とはいえません。

金融庁も、NISAを活用した資産形成では「長期・積立・分散」が重要だと説明しています。長期投資では複利効果が期待でき、積立投資では一定額を継続的に投資することで、価格が高いときだけ購入してしまうことを避ける効果が期待できます。

ただし、これは「S&P500なら必ず利益が出る」という意味ではありません。

NISAでも元本保証はなく、投資した金額を下回る可能性があります。

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40代なら「一括投資」より「積立」も選択肢

積み立て投資のイメージ

「S&P500を買いたいけれど、今は高そう」

そう感じる人にとって、検討しやすいのが積立投資です。

たとえば、

  • 毎月1万円
  • 毎月2万円
  • 毎月3万円

など、無理のない金額を設定して、定期的に購入します。

価格が高いときには少ない口数を、価格が下がったときには多くの口数を購入することになります。

もちろん、積立をすれば損失を防げるわけではありません。

それでも、「今が最高値だったらどうしよう」と悩み続けて投資を始められない人にとっては、時間を分散する方法の一つになります。

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S&P500に投資する前に知っておきたい5つのリスク

AIバブルがはじけたイメージ

S&P500は人気の高い指数ですが、決して「安全な金融商品」ではありません。

40代でNISAを始めるなら、次の5つは理解しておきましょう。

リスク1:株価が大きく下落する可能性がある

S&P500は500社程度に分散されているとはいえ、株式市場全体が下落すれば、S&P500も下落します。

景気後退や金融危機、地政学的な問題などが発生すれば、短期間で大きく値下がりする可能性もあります。

「500社に分散しているから元本割れしない」ということではありません。

リスク2:米国に集中している

S&P500は米国企業への投資です。

そのため、米国経済が長期的に低迷した場合、その影響を受けることになります。

「世界中に分散したい」という人であれば、S&P500だけでなく、全世界株式などの選択肢と比較して考える必要があります。

リスク3:為替変動の影響を受ける

日本の投資家が為替ヘッジなしのS&P500連動商品に投資する場合、米ドルと円の為替変動も資産価値に影響します。

たとえば、

S&P500が上昇+円安

なら、円換算ではプラスになりやすい一方、

S&P500が上昇+円高

の場合は、株価上昇の一部が為替によって相殺されることがあります。

反対に、株価下落と円高が同時に進めば、円換算での損失が大きくなる可能性もあります。

リスク4:AI・大型テクノロジー企業への期待が剥がれる可能性

現在の米国株市場では、AI関連企業への期待が株価を支える重要な要素になっています。

企業の利益が市場の期待を下回ったり、AI関連投資の成長が鈍化したりすれば、株価が大きく調整する可能性があります。

「これまで上がってきたから、これからも同じように上がる」と考えないことが大切です。

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リスク5:40代は「暴落したときに売ってしまう」リスクがある

実は、40代からの投資で注意したいのは、株価そのものだけではありません。

暴落したときに怖くなって売ってしまうことも大きなリスクです。

「20%下落したらどうする?」

「30%下落しても積立を続けられる?」

「教育費や住宅費など、近い将来使うお金まで投資していない?」

こうした点を事前に考えておきましょう。

金融庁も、投資には元本割れの可能性があることを明示しています。

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40代がS&P500を始めるなら「余裕資金」が基本

資産を整える

40代は、20代・30代と比べて投資期間が短くなる一方、教育費や住宅費、親の介護など、大きな支出が発生する可能性があります。

そのため、資産形成をすべてS&P500に寄せるのはおすすめできません。

まずは、

①生活防衛資金

↓

②数年以内に使う予定のお金

↓

③余裕資金でNISA

という順番で考えると分かりやすいでしょう。

特に子どもの大学進学など、数年以内に使う可能性が高い資金は、株式市場の値動きにさらしすぎないことも重要です。

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「今は高いから待つ」は本当に正解?

「もう少し下がったら買おう」と考えて、投資を先送りする人もいます。

しかし、未来の株価がいつ下がるのか、どこが底なのかを正確に当てることは困難です。

「20%下落したら買おう」と決めても、その後さらに下がるかもしれません。

反対に、待っている間に株価が上昇する可能性もあります。

だからこそ、40代から長期投資を始める場合は、

「一番安いところで買う」より「無理のない金額で長く続ける」

という考え方が重要になります。

40代のNISAなら「S&P500だけ」にする必要はない

S&P500は魅力的な選択肢ですが、必ずしも全員がS&P500だけに投資する必要はありません。

たとえば、

  • S&P500
  • 全世界株式
  • 国内株式
  • 債券
  • 預貯金

など、それぞれ特徴が異なります。

「米国の成長に期待したい」という人ならS&P500。

「米国だけに集中するのが不安」という人なら全世界株式。

「数年以内に使うお金もある」という人なら、投資額を抑えて現金を厚めにする。

このように、自分の年齢や家計、投資目的に合わせて考えることが大切です。

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まとめ:S&P500は「今からでは遅い」とは限らない

S&P500が高値圏にあると、「今からNISAで買うのは遅いのでは?」と不安になるのは当然です。

2026年8月21日のS&P500は7674.37ポイントで、過去1年間の高値に近い水準にあります。一方、金融機関からは企業利益の成長などを背景に、今後の上昇を見込む見方も出ています。

ただし、今後の株価を確実に予測することはできません。

だからこそ、40代からNISAを始めるなら、

  • 「今が高値か」だけで判断しない
  • 余裕資金で投資する
  • 毎月の積立額を無理なく設定する
  • 株価が下落する可能性を理解する
  • 10年、15年以上の長期運用を意識する
  • S&P500だけでなく分散投資も検討する

といった考え方が重要です。

NISAは「必ず儲かる制度」ではありません。金融庁も、投資には元本割れの可能性があることを示しています。

「今からでは遅い」と投資を先送りするのではなく、まずは自分の家計を確認し、生活に必要なお金を確保したうえで、長く続けられる金額から始める。

40代の資産形成では、「いつ買うか」だけでなく「何年続けられるか」を考えることが大切です。

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この記事を書いた人

はじめまして。
「くらしデザインラボ」を運営している「はな」です。
自営業妻 /NISAでオルカン&SP500積み立て中 / 副業歴12年/ 副業のデザインと動画編集で年約50万円の副収入を達成!

貯蓄苦手な主婦が在宅ワークをしながら資産を積み立て中。

このブログでは、40代からの暮らしをもっと豊かにするために、お金・資産形成・働き方・ライフデザインに役立つ情報をインデックス投資や副業を実践しながら学んだ経験も交え、初心者にも分かりやすく発信しています。

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