「個別株って本当に儲かるの?」「初心者でも始められる?」「新NISAでは投資信託と個別株、どちらを選べばいいの?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
個別株投資は、企業の成長による値上がり益や配当金、株主優待などが期待できる魅力的な投資方法です。一方で、銘柄選びや値動きの大きさなど、初心者にとって難しいと感じるポイントも少なくありません。
この記事では、個別株投資の基本的な仕組みから、メリット・デメリット、初心者が失敗しないための銘柄選びのポイント、私自身が個別株からインデックス投資へ切り替えた実体験まで、わかりやすく解説します。
「これから資産形成を始めたい」「個別株に興味はあるけれど、自分に向いているのかわからない」という方は、ぜひ最後までご覧ください。
私も数年前に個別株していましたが、今はしていないです。
個別株とは?


個別株とは、一つひとつの企業の株式を購入し、その会社の株主になる投資方法です。
例えば、
- トヨタ自動車
- 任天堂
- 三菱UFJフィナンシャル・グループ
- ソニーグループ
など、応援したい企業や将来成長が期待できる企業に直接投資できます。
投資信託が数百〜数千社へ分散投資するのに対し、個別株は基本的に一社ずつ投資するため、利益もリスクも大きくなりやすいのが特徴です。


個別株で利益が出る仕組み
個別株で利益を得る方法は主に3つあります。
① 値上がり益(キャピタルゲイン)
最も一般的なのが、安く買って高く売る方法です。
例をあげると、
- 株価:1,000円で100株購入
- 投資額:10万円
その後、株価が1,500円まで上昇すると、
- 売却額:15万円
- 利益:約5万円(税金・手数料を除く)
企業が成長すると株価が上昇し、利益につながる可能性があります。
② 配当金(インカムゲイン)
企業の利益の一部を株主へ還元する制度です。
例えば配当利回りが3%なら、100万円投資すると年間約3万円(税引前)の配当金を受け取れる可能性があります。
長期保有を考える人に人気の理由の一つです。
③ 株主優待
日本企業では株主優待制度を導入している会社もあります。
例えば、
- 食事券
- QUOカード
- 自社製品
- お買い物券
- 宿泊割引
などがもらえる場合があります。
優待目的で長く保有する投資家も少なくありません。
限定のものももらえたりするからファンにとっては嬉しいよね!
個別株投資の5つのメリット


① 大きな利益を狙える
企業が大きく成長すれば、株価が数倍になる可能性もあります。
投資信託よりも高いリターンを期待できるケースがあります。
② 配当金という不労所得が得られる
毎年配当金が支払われる企業なら、保有しているだけで現金収入を得られる可能性があります。
配当金を再投資すれば、複利効果も期待できます。
③ 株主優待を楽しめる
株主優待は日本独自の文化ともいわれています。
日用品や食事券など、生活費の節約につながる優待も多くあります。
実際に株主優待で生活している人もいるよね!
④ 応援したい企業に投資できる
普段利用している企業や好きなブランドを応援できるのも個別株ならではです。
企業の成長を株主として見守る楽しさがあります。
⑤ 経済や企業について詳しくなる
株式投資を始めると、
- ニュース
- 金利
- 景気
- 円安・円高
- 決算発表
などに自然と関心が向くようになります。
お金の知識が身につくことも大きなメリットです。
個別株投資の5つのデメリット
① 一社だけに投資するとリスクが高い
企業の業績悪化や不祥事が起きると、株価が大きく下落することがあります。
最悪の場合、投資額の大半を失う可能性もゼロではありません。
② 銘柄選びが難しい
「どの会社が将来成長するか」を見極めるには、
- 売上高
- 利益
- 借金の状況
- 業界の将来性
- 経営方針
などを確認する必要があります。
③ 値動きが激しい
決算発表やニュースをきっかけに、一日で10%以上動く銘柄もあります。
値動きに一喜一憂しやすい人は注意が必要です。
④ 常に情報収集が必要
企業の業績や市場環境は変化します。
定期的に決算やニュースを確認する習慣が求められます。
⑤ 感情に左右されやすい
株価が急落すると、
「今すぐ売った方がいいかも…」
と焦ってしまうことがあります。
感情で売買すると失敗につながるケースも少なくありません。


初心者におすすめの投資割合
資産形成では、個別株だけに集中するのは避けたいところです。
例えば300万円を運用する場合、
- インデックス投資:70%
- 個別株:20%
- 現金:10%
といったように分散する考え方があります。
まずは資産形成の土台をインデックス投資で作り、そのうえで個別株に挑戦するとリスクを抑えやすくなります。


個別株は短期投資と長期投資、どちらがおすすめ?


初心者には長期投資がおすすめです。
短期売買は価格変動を読む必要があり、経験や知識が求められます。
一方で、業績が安定した企業を長期保有し、配当金や株価の成長を期待する方法は、日々の値動きに振り回されにくいというメリットがあります。
個別株は初心者には難しい?


結論から言うと、個別株は初心者にはやや難易度が高い投資方法です。
その理由は、「どの会社を選ぶか」が運用結果に大きく影響するからです。
投資信託なら、1つの商品を購入するだけで数百〜数千社に分散投資できます。しかし、個別株は基本的に一社ずつ投資するため、その会社の業績や経営状況が株価に大きく影響します。
例えば、どんなに有名な企業でも、
- 業績が悪化する
- 新しい競合が現れる
- 不祥事が起きる
- 景気の影響を受ける
といった理由で株価が下落することがあります。
そのため、個別株では企業について調べる力も求められます。
私が個別株から学んだこと
私も以前、個別株に投資したことがあります。
しかし、株価の値動きが気になってしまい、何度も証券会社のアプリを開いて確認するようになりました。
「今日は上がったかな」「下がったらどうしよう」と考える時間が増え、精神的にも落ち着かない日が続きました。
その経験から、私には個別株よりも、インデックスファンドを毎月積み立てる投資スタイルの方が合っていると感じました。
投資は「一番利益が出る方法」を選ぶことよりも、「自分が無理なく続けられる方法」を選ぶことが大切だと実感しています。
初心者におすすめの始め方
もしこれから資産形成を始めるなら、まずはインデックスファンドを活用した長期・積立・分散投資を基本にするのがおすすめです。
そのうえで投資に慣れてきたら、興味のある企業の個別株を少額から購入してみるのもよいでしょう。
いきなり個別株だけに資金を集中させるのではなく、「まず土台を作り、その後に挑戦する」という順番なら、リスクを抑えながら投資経験を積むことができます。


まとめ|個別株は「企業を応援しながら資産を育てる」投資
個別株は、企業の成長を直接応援できる魅力的な投資方法です。
一方で、一社ごとのリスクが大きいため、銘柄選びや分散投資が重要になります。
これから投資を始める方は、まずインデックス投資で資産形成の土台を作り、投資に慣れてきたら個別株を少しずつ取り入れる方法が取り組みやすいでしょう。
「好きな企業だから買う」のではなく、「将来も成長が期待できる企業か」を見極めることが、長く資産を育てるための大切なポイントです。









